歯ブラシの仕方についてのお答え

2017年 9月 16日 土曜日

前回、自己流の歯ブラシをしておりませんか?チェックしてみましょうと質問を出しました。いかがでしたか?きちんと歯ブラシが出来ておりますか?

今日はそれについて回答します。これまで習慣的に自己流磨きをされていた方は改善するようにしましょう。

1.磨く順番が決まっていない方

気ままに磨きますと必ず磨き残しが出てきます。きちんと順番を決めて歯ブラシするようにしましょう。

一般的にはクール法が推奨されております。これは例えば右上の奥歯から始まり歯列に沿って左上奥歯へ、そして内側(口蓋側)を同じように磨いて右に行き、そのあと下の方の右側から左へ、そして裏側に行き、一通り歯列を磨きましたら咬む面に移っていきます。一か所に当てる回数は大体10回程度ですから全て終わるのに3分以上かかります。もちろんこの時は空磨きです。

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2.歯を咬んだまま上下の歯の外側をゴシゴシと力を入れて磨く

硬い歯ブラシでゴシゴシ磨くと力が入ります。この時の力は1㎏くらいになることがあります。通常のブラシ圧は300g位です。ご家庭に量りがありましたらご自分で歯ブラシを押し付けてみて下さい。おおよその力が分かります。

3.始めから練り歯磨きをつけて1分位で終わってしまう

始めから歯ブラシに練り歯磨きをつけておこないますと泡立って、香料に騙されて1分ぐらいで終わります。また、研磨剤の入ってる歯磨き剤もありますので注意が必要です。空磨きしてから最後にペーストを付けるようにしましょう。

4.歯ブラシの毛先が開いたまま使用している

歯ブラシを後ろから見て下さい。外開きになっておりませんか?おろしたての歯ブラシは100%プラークが落とせるようになっておりますが、使用しているうちに劣化していきますのでたわしを歯に当てているようなものです。

歯を逆に痛めてしまいます。また、歯肉のマッサージも出来ません。

一番よいのは1ヵ月に1本取りかえるのが理想です。

5.歯間ブラシやフロスなどを使ったことがない

8月18日の糸ようじの日でお話ししましたように、歯ブラシだけではプラークの除去率は58%しか落ちないという報告があります。デンタルフロスを使うことによって86%まで除去できます。必ずフロスを使用しましょう

また、歯ぐきが下がってきた場合は歯間ブラシをお勧めします

6.歯ぐきを傷つけないように歯だけそっと磨く

歯ブラシの目的はプラークを落とすことにあります。プラークのぬめりを取るためにはどちらかといいますと柔らかめの歯ブラシを選択したほうがよいでしょう。硬めの歯ブラシは歯ぐきを痛めますので注意が必要です。

7.歯を磨く時、鏡を見て行うことはない

必ず鏡を見て毛先がきちんと目的とされる歯肉に達しているかどうか確認する必要があります。これをしっかりと頭に覚えさせておきます。(一種のイメージコントロール)毛先がどこに当たっているかトレーニングできれば鏡を見なくともできるようになります。

習慣づけを獲得するのは大体小学校高学年から中学校始めとされております。高齢者はなかなかうまく出来ないこともありますのでその際は電動歯ブラシでも良いと思います。

 

今まで3-3-3という方式が言われてきました。これは1日3回、食後3分以内に、3分間磨くということですが、最近では2-2-2ということが言われております。これは1日2回磨き、2本の歯ブラシを駆使してペーストは2cm以内にということです。

特に寝る前は必ず磨くようにしてください。寝ている間は唾液が出ないために細菌が増殖しやすくなります。合わせてオーラルリンスもしましょう。

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