No203号 口の中の詰め物、被せ物で金属アレルギー?

2020年 9月 30日 水曜日

歯の治療に使う詰め物(金属)でアレルギーが発症することをご存知ですか。

1.アマルガム充填(水銀+金属)

以前充填剤として汎用されていた治療材ですが水銀汚染が注目されてから使用されなくなりました。現に保険から削除されております。

もうひとつ大切なことがあります。それは電磁波によって不定愁訴になる可能性があります。特にアマルガムは電磁波のアンテナになりやすいといわれ、携帯電話を近づけると体が揺らぐという報告もあります。

2.パラジウム合金

保険の詰め物、被せ物に多く使われている材料です。これに過敏症のある人は使用できないのですが、その成分として金12%、銀48.2%、パラジウム20.0%、銅17.7%です。その他金属を安定させるためにイリジウム、亜鉛、インジウムなどが入っております。金属アレルギーの方はパッチテストをされた方が良いと思います。

当院でも長年、掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)で悩んでいた方にパッチテストをしたところインジウムに陽性を示し、治療していた土台から金属の被せ物を除去してノンメタルにしたところ完治した経験をもっております。もちろんこの病気は歯周病や虫歯でもなることがあります。

以上

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