No228号 歯周病菌とアルツハイマー型認知症

2020年 12月 17日 木曜日

久しぶりにアカデミックなお話です。もうすでに10月初旬にマスコミで報道されております。九州大学で歯周病菌である「ジンジバリス菌」が体内に侵入し、認知症の原因であるたんぱく質の一つアミロイドベータが脳に蓄積してアルツハイマー型認知症が起きる仕組みを解明しました。「口腔ケア」がアルツハイマー型認知症の予防につながる事が改めて示されました。

九州大学の山下教授は健康のカギは唾液にあると強調しております。なるべく唾液が出るように良く噛むこと。生涯28(ニイハチ)運動を提唱しております。28本の永久歯の生涯維持のために歯の治療ではなく予防に利用しようという事である。セルフケアとプロフェッショナルケアの両輪が大切としている。

日本歯科大学の志賀教授は噛むことによって脳の血流が良くなり、脳が活性化します。また刺激も大切で噛んだり、味わったり、食感を楽しむ感覚は脳をより強く刺激してくれると言っております。

結論的に前に述べたように微小な脳出血と関係があるミュータンス菌(虫歯菌)と今回のアルツハイマー型認知症のジンジバリス菌の口腔細菌が脳の疾患と関係していることを注目してほしいと思います。

此のことは報知新聞12月15日号、週刊朝日12月25日号に掲載されました。

院長

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