2021年 2月 5日 金曜日
コロナ禍のなか口腔環境が悪化したと思う歯科医師は87.1%が悪化した患者が増えているという。
そのなかで95.2%が唾液の分泌量と質が低下しているという。「マスク時代における唾液力」の調査では
1.口腔内が悪化しているとしたもの
とても増えている 34.1%
増えている 53.0%
2.唾液の量と質
とても下がっている 27.2%
下がっている 68.0%
〇その要因は
ストレスが影響 53.8%
会話の低下 42.4%
運動不足 35.0%
歯磨きの仕方 29.9%
水分補給不足による脱水 28.4%
別の質問では
口呼吸は唾液の分泌低下としてマスクが原因とあげている。
また、唾液の量と質がウィルス感染対策になると考えている歯科医が多い。
〇唾液の量と質が低下すると
1.口臭の悪化
2.虫歯
3.歯周病
4.味覚障害
5.脱水
6.全身疾患への影響
〇唾液の量と質を改善するには
1.こまめな水分補給
2.ヨーグルトなど発酵食品の摂取
3.唾液腺マッサージ
日本歯科新聞 2021.2.2号より