No275号 乙部中学校の歯科健診が終わりました

2022年 5月 30日 月曜日

5月27日乙部中学校の歯科健診が行われました。当日はどしゃぶりの雨の降る中を学校に出かけました。これまでほとんど晴れた日が多かったのですが今回は大変な思いをしました。今年は198名でほぼ昨年と同じ人数でした。

健診結果についての感想を述べたいと思います。

1.顎関節の状態

口を開けるときに音がするとか、痛みが出るとかいう生徒がおりましたが、このような人は成長の段階で咬み合わせが安定していないとか、不正咬合のために側方運動がロックしてしまうために顎関節に影響を及ぼしているものと思われます。

2.歯列、咬合以上

あらかじめアンケートに記載した欄をみると「歯並びが気になる」と記載しているものが意外に多くみられました。どうゆうところが気になるのか分かりませんが、中には異常の範疇に当てはまらないものもありました。

歯列不正の中で叢生が多く、中には上顎前突や反対咬合など歯列不正と咬合異常の両方みられるものもあった。

今回学校歯科医会では歯列、咬合について主に反対咬合、上顎前突は発育の状況により歯周病やむし歯のみならず嚥下の時に舌を出す癖や口呼吸に関連することもあるといっております。

また、歯数異常の場合の矯正の必要性、開咬の状態も発音障害が出ると将来的には矯正治療が必要になるといっております。これらのことは必要となる対応が異なるので相談して下さいとのことです。

3.歯肉の状態

下顎の前歯の炎症がみられる歯肉炎あるいはGOが多くみられました。いわゆる歯周炎の予備軍です。意外と女生徒に歯肉の炎症が多く、これは思春期性の歯肉炎でホルモンの関係で発症しやすいので正しい歯ブラシの方法をマスターし、お口を清潔に保つ習慣を持っていただきたいと思います。

また、歯垢もべったりという生徒もいたので細菌の塊(バイオフィルムという)であることを理解していただきたい。

また、間食したら必ず歯磨きを励行して下さい。

4.う蝕の状態

むし歯がみられた生徒が少なくなってきていることは喜ばしい限りですが、基準が甘くなってきているのでCOと言われた方は注意していただくとともに、良く噛んで唾液をだして再石灰化を図るようにしたいものです。

メタルフリーの時代、さすがに治療にメタルを使用している方が少なくなってきている。

結論として

1)治療の精査など治療勧告の用紙をいただいたら必ず治療して学校に提出していただきたい

2)親御さんと先生方に是非歯科の治療は早ければ早いほど良く、遅いと歯を保存できなくなり、費用もかかることをご理解いただきたいと思います。

3)歯の健康維持はお口のみならず全身の病気予防にもつながる事をご家族で話し合って啓蒙していただきたいと思います。

以上

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