No225号 「こんにちわ」冬期号発行しました
こんにちわ冬期号では 1.シルバー世代のお口のケアという特集号が掲載されております。人生100歳時代、「健康寿命」―自立した老後の生活が送れるようにするためにはお口の健康が大切で加齢によって口腔機能が衰えることを警鐘しております。 1)加齢による歯ぐきの退縮と歯根のむし歯 典型的むし歯は咬む面、隣り合った面に出来るのですが、高齢の方々のむし歯は歯の根が露出し、抵抗力の弱いセメント質に出来やすくなります。 このようなむし歯のケースは治療が難しくなります。日頃から歯の隣り合ったところ、歯ぐきに近い所は歯ブラシを丁寧にあてる習慣をし、同時に細部の磨けないところは時々プロフェショナルケアを受けることが必要です。このホームケアとプロフェショナルケアは歯の寿命を保つための両輪です。 2)加齢による唾液の分泌量減少 加齢によって唾液腺の機能が弱くなり、また噛む回数が少なくお口の清掃が出来なくなり、むし歯、歯周病になりやすくなります。唾液は歯だけでなく全身の健康を守るために働くことを認識すべきです。 3)現在のお口の状態は? 入れ歯は自分の歯の約3割位の咬合力といわれますので合った入れ歯を使用すること、時間を掛けても良く噛むことを心がけましょう。 これは掲載されておりませんが入れ歯をきれいにしておかないとカビが生えることがあります。カンジダアルビカンス(真菌)は正常な方でも4割位住んでおります。全身的病気で免疫力が低下した時に増殖します。 これが嚥下性肺炎になることがありますので注意が必要です。 2.お口のケアと新型コロナウイルス感染症について重要な情報です!!
SHARE THIS POST