No236号 歯科治療は不要、不急ではありません!!
多くの方が新型コロナの感染予防のために歯科医院に行くのを自粛しております。しかしながらこの受診控えが病状を悪化させていることをご存知ですか?岩手県保険医協会の受診控えに対するアンケートでは歯科では68%が症状の悪化があり、その内訳は歯周病の悪化・急性憎悪が71%、口腔ケアが不十分が67%、詰め物脱り放置が58%でした。 外に出歩かないためにお菓子の摂取が多くなり、むし歯が多くなったり、歯ブラシがおろそかになり、歯周病が悪化したり、舌の腫瘍が重症化して口腔癌になることが見られたりしている症例もあるといわれております。 東京のお江戸日本橋歯科医師会では「GoToデンタル」というポスターを出して受診喚起しております。また、大阪府の吉村府知事も大阪府内の歯科医院からクラスターが出ていないのを「なにかがある」「専門家に分析してもらいたい」と報ぜられました。おそらく歯科医院はB型肝炎、C型肝炎など感染に対してのガイドラインができているためと思われます。 新型コロナ感染症は鼻腔から感染して唾液腺の管腔上皮細胞に感染、さらに舌の受容体に感染するとされています。 是非、お口のクリーニングと舌の清掃をして歯周病菌を無くし、コロナウィルスが入らないようにしましょう。
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