No278号 顎関節症の基本知識
情報誌「こんにちわ」夏季号が発行されました。その中で顎関節症の基本知識が出ております。 顎の関節症は関節の痛み、口が開きにくい、開く時に音がするなどの症状があります。 問診に始まり、顎の運動や咀嚼筋を触診により圧痛があるかどうかを調べます。開口時、閉口時のレントゲン検査をして関節の形態、位置的関係を観察します。 原因は顎と関節頭の位置的関係、関節板のズレにあります。また、どちらかというと咀嚼筋に問題があることが多くなってきております。 意外とこの病気は日常の行動や癖、咬み合わせなどが顎関節症を引き起こすといわれております。 治療としては咬み合わせに問題がある場合はスプリント療法でマウスピース(スタビリゼーションタイプ、時にピボットタイプ)を作ります。マウスピースによって下顎が安定します。また筋肉を温めたり、低周波、レーザーなどの物理療法、あるいは鎮痛剤などの薬物療法も併用します。 治療期間は約1~3カ月位です。症状のある方はご連絡下さい。
院長
SHARE THIS POST